動画制作において重要な分析指標

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実は私You Tubeで3つ程アカウントを持ち個人の動画をアップしています。
一つはCross Effectsのアカウント、もう一つはAfter Effects(動画制作ソフト)のチュートリアルのアカウント、そして3つ目は愛犬パグのパノちゃんのアカウントです。

なんで私が3つもアカウントを作っているかというと、You tuberになりたいから!
ではなく、それぞれの異なる分野においてアカウントを作り動画をアップすることで、様々なアナリティクス(分析)ができるという事からです。

そこである日ふと自分のそれぞれのアカウントのアナリティクスを見ていて面白いなと思った事がありましたので、記事にしてみました。

それは何かというと、うまくいっているアカウントの動画は検索性に長け、どんどん登録者も増え、再生回数、高評価、コメント数もぐんっと上がるという事。
そしてしまいには登録者がさほど多くないにもかかわらずマネタイズ能力を持ったアカウントに成長しているという事です。

なんだ、そんな事かよ!しかもうまくいってるって具体的になんだよ!?と突っ込まれそうなぐらい抽象的に書きましたが、ここで言いたい事は、こういった良質なコンテンツを作る上で重要だと思う指標があるという事です。

After Effectsのチュートリアルチャンネル

愛犬のチャンネル

プライベートの動画をあげているチャンネル

私のこの3つのアカウントにはこの事実が顕著に出ているんですね。
2つにグループ分けすると、1つはAEのチュートリアルと愛犬の動画、そしてもう1つはCross Effectsのプライベート動画。
前者と後者の分け方はターゲット視聴者が一発でわかるかどうかです。
前者は映像クリエイターや愛犬家、後者はターゲットが未設定です。

ターゲットが一発で分かりやすい前者の2つのチャンネルはたいして動画本数をアップしていないかつ、SNSにもさほど公開していないのにもかかわらずどんどん登録者も増えており、しまいには両アカウントが仕事を持ってくるというyou tube広告以外でマネタイズ能力があるアカウントに変身しました。

もちろんターゲットが明確という理由だけでは良質なコンテンツになるかどうかはなりません。
そこには撮影のテクニックや動画編集のテクニック、コンセプトなど様々な要因が絡んできます。
ここではそういったテクニックのお話しではなく、私が一番良質なコンテンツかどうかを判断する際に注目している動画分析の指標についてお話しします。

良質なチャンネル・動画を作る上で意識する最も重要な指標の一つとは!?

You tubeチャンネルを運営する上でターゲットをしっかりしたチャンネルの方が成功しやすいというのは言うまでもないのですが、私が動画を作る上ですごく重要だと思うのは、再生回数よりも視聴維持率という数値です。

「再生回数が増えれば登録者が増える」という公式よりも、
「視聴維持率が増えれば登録者が増える」という公式の方が、より質の高い動画コンテンツと言える可能性があります。

では具体的に考えていきましょう。

視聴維持率というのは簡単に言うと、その動画を全体尺の何パーセントを視聴したかという数値です。
当然この数値が高い事はyou tube上で良質なコンテンツとみなされ、検索結果にも影響してくる可能性は高いでしょう。
動画の離脱が早いという事は視聴維持率が低いという事で、検索エンジンも質が低いコンテンツだと判断する可能性があります。
例えば再生回数が異常に多いのに、視聴維持率はかなり低い場合はどういう状況かというと、とりあえず気になって再生したものの、面白くなくてすぐに閉じるボタンを押したというケースが予想されます。
もしご自身のYou tubeチャンネルのターゲットが超明確になっていた場合、初めから視聴者は動画を見なくてもチャンネルデザインや動画サムネイル画像を見るだけでどういったコンテンツが配信されているのか予想できるので視聴維持率も高くなる要因の一つであることが予想されます。

私の愛犬パグのパノのチャンネルを例にとってみます。
一番最近あげた動画ですが、なんと視聴維持率は70%を超えてきております。

3分を超える動画は今時長ったらしくて見てられないという感想が多い中で、この動画の尺は約4分もあります。
にもかかわらず最後のエンディングシーンまでさほど大きく落ちる事はなく推移している事がわかります。
※エンディングシーンとはっきりわかるような編集をしているので、ここで急激に落ちる事は当然の事です。
ちなみにこの視聴維持率は動画の長さによっても大きく変わります。
長い動画を作れば作るほど視聴維持率は下がる事が多く、20%台やそれ以下というケースもざらにあります。

では具体的に、いったいなぜ視聴維持率が大事なのでしょうか?
上記の説明だけで視聴維持率が大事そうな事は伝わると思いますが、実際どう具体的に大事なのかを把握している方が少ないようでしたので、下記に説明いたします。

視聴維持率が高いといい事づくし!?

上記では視聴維持率とは何なのかを大雑把に書きました。
では視聴維持率が高い場合にチャンネル、もしくはその動画にどういう反応が起こるかを見ていきます。

そもそも視聴維持率が高いという状況はどういう状況かを考えてみましょう。
あなたが仮に何かの商品が欲しい為、スマホで比較レビュー動画を漁っているとします。
無数のコンテンツを見漁っているのですが、どれも動画の前半で
「これじゃない、こういうのじゃない、わかりにくい」
などと様々な理由で閉じるボタンを押しては次の動画を探しています。
ここでやっといいレビュー動画に出会い、これだ!この動画はわかりやすい!となったとします。
これだ!と思った動画はきっかけはどうあれ、その動画をきっと最後もしくは後半まで見ますよね?
それとは逆に前半で閉じるボタンを押してきた動画に関しては、ご自身の記憶にさえ残らずに終わってしまいませんか?
つまり、視聴維持率の低い動画には結果記憶にさえも残りにくく、逆に視聴維持率が高い動画というのは、その後あなたのチャンネルのファンになってくれる可能性がすごく高いのです。
視聴維持率の低い、すぐに閉じるボタンを押してしまった動画コンテンツの中から、チャンネル登録や商品ランディングページに行くことはまずないですよね?
言い換えるならば、維持率が高くなるとその後の視聴者の行動を特定の場所へ導くことも大いに可能になります。
商品を売っているのであればランディングページへ。
You tubeのアカウント登録をしてほしいのであれば登録ボタンへ。
このように、視聴維持率が低い動画は視聴者行動(導線)をコントロールできないことに対して、視聴維持率が高い動画コンテンツは、次にこうしてくださいというように導いて上げれることが多いのです。

そしてそれが顕著に表れるもう一つの数値があります。それが高評価低評価ボタンです。
高評価率が高い動画は視聴維持率もおのずと高い傾向にあると思います。
なぜなら動画開始早々離脱したコンテンツにわざわざ高評価ボタンを残しますか?
早く次の動画を検索したいと考えるのが普通なので、そのままスルーしませんか?
いやむしろ苛立って低評価を押す可能性も高いですよね??

ちなみに私のわんちゃんのコンテンツの高評価率も非常に高く、すべての動画において約9割を超えています。

そしてこれらを踏まえて現れてくる現象はコメント数の多さです。
コメントにはもちろんクレームなどの内容もあるかもしれないので、数が多い事が高評価というわけではないかもしれません。

このように維持率が高い、高評価が多い、良いコメントが多いという三種が爆発している場合は、視聴者の多くは間違いなくこのコンテンツのファンになってくれていると言えるでしょう。
私は普段から動画コンテンツをたくさん見ますが、わざわざコメント残そうと思った事はほとんどありません。。笑
すぐに関連動画や別動画を検索したいと思ってしまいますから。
ですので、視聴者がコンテンツに対して見るだけの一方通行ではなく、見た感想を言いたいと感じてくれてわざわざコメントを残してくれているということは良質なコンテンツを作る上ですごく重要な判断材料になるのです。

ターゲットが明確→視聴維持率を高める=ファンと化す可能性が高い→特定のアクションに呼び込める
例えばこの愛犬のチャンネルで、パグを飼いたい人をもっと増やしたいから素敵なブリーダーを紹介するコンテンツを仮に作ったとすると、もしかしたらそのブリーダーさんの所から本当に飼い始める方も出てくるかもしれません。

※実際にコメントで動画がきっかけでパグを飼い始めたという人も何名も出てきました。

いかがでしょうか?
このパグのチャンネルはまだ1000人未達の小さなチャンネルです。
しかも動画アップロード数はたったの14本。加えて拡散という事をほぼやっていないのにも関わらず、再生回数や維持率、高評価、コメントどれも順調に増えています。
この要因がYou tube側で良質なチャンネルと判断され、様々な動画の関連ページに表示してくれているからかもしれませんし、どこかのアーカイブで取り上げられたからかもわかりません。ただ1つはっきりと言えることは、コアなファンが間違いなく存在してくれて、動画更新を楽しみにしてくれているという事です。これだけで相当に良質なコンテンツといえるのではないでしょうか。

再生回数よりも視聴維持率。
この流れこそが動画を作る上で一つ重要な事だと感じています。
もちろん再生回数結果を見ないわけではありません。
ただ再生回数を気にする前に、この構造を考えた上で再生回数を高める策を打つ事が重要という事です。

長くなりましたが、これが私が動画を作る際に重要視している視聴維持率というアナリティクスのレートです。
視聴維持率を高くするコンテンツ制作というお話しはまた相当長くなるので、別で書ければと思います。

再生回数だけを見て、やったたくさん再生されたと喜んでいるのではなく、いったい動画の全体尺の何パーセントを見てくれたんだろうと分析を始める事がいいコンテンツを作る鍵なのかなと思います。

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